クレジットカードの審査必勝法を解説!審査が甘いカード厳選5枚
クレジットカードを作りたい、しかし審査が不安・・と感じている人は意外と多いかもしれません。
特に初めて申し込む、という人は審査に不安を感じるでしょう。
クレジットカードに申し込むのであればスムーズに手に入れたいものです。
クレジットカード審査の特徴を解説するとともに、審査が通りやすいと言われているおすすめのクレジットカードを紹介します。
クレジットカードの審査とは?徹底解説
まずはクレジットカードの審査がどのような目的で行われ、どのような特徴を持つのか、さらに審査のポイントや流れを紹介します。
クレジットカードの審査目的は返済能力の評価
クレジットカードの審査の目的は、利用者に返済能力があるかどうかを確認するためのものです。
クレジットカードは、利用者がその場で代金を支払わず「後払い」する時に使います。
カード決済をするとカード会社が利用者に代わって加盟店に代金を立て替えて支払い、翌月以降に利用者から立て替えた代金を回収します。
利用者に返済能力がないとクレジットカード会社は貸し倒れを起こしてしまいます。
貸し倒れを防ぐためにカード会社は申し込み希望者の審査を行い、様々な視点で会員資格があるかどうかを判断します。
審査なしのクレジットカードはない
審査なしのクレジットカードを探している人がいるかもしれません。
しかし、残念ながら審査なしのクレジットカードは存在しないので、審査に自信がない人でもしっかりと審査に向き合いましょう。
申し込み後5分で利用可能なカードや即日発行のカードは存在しますが、このようなカードでも必ず審査を受けなければいけないのです。
但し、審査には難易度があるので、審査に不安がある人は難易度の低いカードに申し込むと良いでしょう。
クレジットカードの審査ポイント
クレジットカードの審査は、どのような基準で可否を判断するのでしょうか?
審査のポイントを紹介します。
審査の基本は申込者の「属性情報」
「属性情報」とは希望者がどのような人なのかを客観的に判断するための様々な情報です。
【属性情報とは】
申込者本人の個人情報や現在の生活状況のこと
- 氏名
- 年齢
- 生年月日
- 住所
- 電話番号
- 年収
- 家族構成
- 勤務先
- 勤続年数
- 住宅環境 など
審査では、属性情報のひとつひとつが審査基準に達しているかどうかを必ずチェックします。
審査を左右する「クレジットヒストリー」
カードの審査では必ず信用情報機関に登録されているクレヒスを照会します。
クレヒスからいままでどのような頻度で利用していたのか、問題なく支払っているのかなどの状況を確認します。
クレヒスには過去数年分の履歴が蓄積されているので、カードに申し込みする時だけ良い状態にすることはできません。
常日頃から良好な利用を心がけることが重要です。
【クレジットヒストリー(クレヒス)とは】
クレジットやローンの利用履歴のことです。
契約先に関係なくクレジットやローンの利用状況は、常に信用情報機関に記録されます。
一般に「ブラックリスト」と言われる状況もこのクレヒスに記録されています。
返済能力の判断材料となる「他社の借入残高」
申し込んだ時点での他社クレジットの利用状況やローンの残高も審査で見られる項目です。
返済能力を判断するためのポイントのひとつです。
たとえ年収が高い人でも、申し込み時点の借入額が多ければ、その分現在の返済能力が低いと言えます。
逆にそれほど年収が高くない人でも、安定した収入があり借り入れがゼロであれば「返済能力がある人」と判断されます。
クレジットカードの審査の流れ
一般的なクレジットカードの審査の流れをその内容と共に紹介します。
クレジットカードに申し込む際には多くの個人情報を申告します。
審査ではまずその情報が正しいかどうかを確認します。
次に過去のクレジットやローンの利用状況を信用情報機関に照会します。
利用の有無、利用頻度、滞りなく支払っているかどうか、他社からの借入額などを確認します。
スコアリングとは希望者の属性情報を点数化することです。
算出された点数が審査基準をクリアするかどうかによって返済能力が判断され、審査結果に影響します。
スコアリングでは年齢、年収はもちろんのこと、勤務先や勤続年数、家族構成、住宅の状況などといった様々な項目が判断基準になります。
大手企業に勤務している人や公務員の人は安定した収入がある人と判断されます。
また、勤続年数が長い人も同様に返済能力の高い人と評価されます。
現在の住居に関しては持ち家か借家かによって審査に影響し、併せて家賃や住宅ローンの金額や、居住年数も審査の対象です。
ちなみに、居住年数が短い人はすぐに連絡が取れなくなる可能性がある、というネガティブな印象をカード会社に与えてしまいます。
クレジットカードの審査では勤務先に在籍確認が行われることがあります。
申告した勤務先に本当に勤務しているかどうかを確認するためです。
在籍確認は電話で行われ、基本的に個人名で連絡があります。
【在籍確認の電話に本人が対応できない】
在籍確認の電話連絡は、本人と直接会話することではありません。
本人が不在であっても勤務先で電話に出た人の「不在です」「席を外しています」という回答で在籍があると証明されます。
細かなヒアリングがある訳ではないので身構える必要はありません。
心配な人は事前にクレジットカードを申し込んでいることを勤務先に報告してもよいでしょう。
尚、スコアリングやクレヒスに問題がなければ在籍確認を行わないこともあります。
また、申し込んだカード会社と同じ系列の金融機関でローンやクレジットを利用している人には在籍確認が行われません。
クレジットカードの審査にかかる時間
クレジットカードの審査の時間は即日から2週間程度と千差万別です。
ステータスの高いカードや利用限度額の高いカードは慎重に審査が行われるので時間がかかる傾向があります。
クレジットカードの審査に落ちる理由
クレジットカードの審査落ちは当然あります。
審査に落ちてしまうのはなぜなのでしょうか?
その理由を紹介します。
18歳未満や高校生など申込条件に達していない
クレジットカードには年齢制限があり、18歳以上でないと申し込めません。
これは、一般的に18歳未満の人は返済能力が低いと考えられているためです。
たとえ定職に就いている人でも18歳にならないと審査に通ることはありません。
また、高校生も返済能力が低い、という理由で18歳を超えていてもカードを作ることができません。
学生でも作れるクレジットカードの場合、大学生や専門学校生、短大生であれば申し込みが可能です。
安定した収入がないと評価された
クレジットカードの審査では安定した収入があるかどうかを重視します。
カード会社の考える「安定した収入がある人」とは「毎月収入がある人」のことです。
クレジットカードの引き落としは毎月決められた日に行われるからです。
高収入の人でも収入が不安定であれば審査がネガティブになることもあります。
【学生が審査に通るのはどうして?】
大学生や短大生、専門学校生を対象とした学生向けのカードがあります。
安定した収入のない学生がカードの審査に通ることを不思議に思われるかもしれません。
学生向けのカードは限度額を低く設定し、親権者の同意を必要とすることによってリスクを軽減しています。
また、カード会社は学生のうちから自社の会員になってもらい、将来長期的に利用をしてもらうことに期待をしているのです。
信用情報にネガティブ情報が記録されている
一定期間内にクレジットやローンで問題を起こしている人は審査が通りません。
【クレジットカードやローンの問題とは】
金融商品の契約でのネガティブな情報のこと
- 長期滞納
- 債務整理
- 自己破産
- カードの強制解約など
信頼性が著しく低い人、とカード会社から判断されるため審査に落ちます。
これらの情報は信用情報機関に事故情報として一定期間(解決してから5~10年間)は記録されます。
事故情報の記録が消えない限りクレジットカードを作ることはできない、とお考え下さい。
クレヒスに情報がまったくない
信用情報に問題があれば審査に通ることはないですが、逆に「全く利用の情報がない人」も審査は通りにくくなります。
返済能力の有無が判断できないからです。
初めてカードを申し込む人は審査基準が高くなることは覚えていたほうがいいでしょう。
また、概ね30歳前後の年齢に達していてクレヒスがない人は審査の印象が悪くなります。
現金主義の人が一定数いたとしても現代社会で30歳前後の社会人がローンやクレジットを全く利用したことがない、ということは考えにくいことです。
このような人は以前クレジットやローンで問題を起こし、その後記録が消えた人、と認識される可能性が高いでしょう。
【スマホの分割購入もクレヒスに入る】
比較的気軽に契約してしまうスマホの分割購入ですが、これもローンの1つです。
もちろんクレヒスに情報が掲載されますので、携帯利用料金の支払いが遅れた場合はクレヒスに記録されます。
ローンなどで滞納覚えがないのに審査に落ちたという人は、携帯料金の状況を見返してみましょう。
短期間に複数のカード申し込みをしている
短期間に複数のクレジットカードに申し込みをしている人は審査の印象が悪くなり「多重申込」として審査に落ちます。
枚数に決まりはありませんが、概ね3枚以上のカードに同時申込すると多重申込と判断されます。
短期間で複数のカードを申し込む人は「よほどお金に困っている」という印象をカード会社に与え、返済能力に疑問を持たれるからです。
信用情報機関にはローンやクレジットの利用状況だけではなく申し込み状況も記録されます。
このような多重申し込みの事実はすぐに発覚します。
申込情報は6か月間記録が残りますので、多重申込を避けるのであれば6か月間以上あけて他のカードに申し込むと良いでしょう。
キャッシング枠の希望額が高い
クレジットカードはショッピングだけではなく現金を借りるキャッシングでも利用できます。
このキャッシング枠の希望額を高額にすると審査が通らないことがあります。
クレジットカードのキャッシングは「総量規制」の対象になります。
キャッシング枠の希望額が高ければ総量規制に抵触する可能性が高くなるため、審査は非常に厳しくなります。
【総量規制とは】
お金の借り過ぎを防ぐために国が定めた決まり
カード会社が利用者に対して年収の1/3以上貸し付けることを禁止している
そもそもショッピングとキャッシングでは審査の内容が異なります。
ショッピングだけであれば審査に通る人もキャッシングを希望したために審査に落ちるという可能性は十分にあるのです。
キャッシングの必要がない人は、キャッシング枠を0円で申し込みすることで審査が通りやすくなります。
他社の借り入れが多い
他社の借り入れがあればその分返済能力は低くなります。
他社の利用額の残高やローンの利用額が多いと審査は通りません。
この時の審査のポイントは「年収に占める借入額の割合」です。
高い年収の人でも借入額の割合が多ければ審査に通らないでしょう。
クレジットカードの審査に通るためのコツ
クレジットカードの審査は、カードのグレードやステータスにもよりますが利用状況や属性に問題がなければそう難しくはありません。
審査に通りやすくするポイントを紹介します。
虚偽の申告をしない
申し込む際に事実よりも良く見える情報を申告すれば審査に通りやすくなるのでは?とお考えの人がいるかもしれません。
例えば年収を高めに申告する、勤続年数を長く、他社の借入額を低く申告するなどです。
しかし厳禁です。
クレジットカード会社の調査能力は高いので虚偽の申告が発覚する可能性が高いからです。
もし審査時に虚偽が発覚しなくても、後で虚偽申告が明らかになると規約違反となりカード会社から強制解約される可能性があります。
強制解約になると利用代金を一括請求され、事故情報として記録されます。
多重申し込みをしない
前述の通り多重申し込みは審査落ちの原因の一つです。
短期間に複数のカードを申し込むことはやめましょう。
もし申し込んで審査落ちしたら少なくとも半年は申し込まないでください。
申し込み状況は信用情報機関に6ヶ月は記録されるからです。
キャッシング枠をゼロで申し込む
キャシング枠は利用者の総量規制に関係するため審査の大きなポイントです。
キャッシング枠をゼロにすると審査の通過率が大幅に上がります。「どうしても審査通過したい!」という人はキャッシング枠をゼロで申し込んでください。
どうしてもキャッシング枠が欲しい、という人は、カード取得後から1年間はカードの申し込みを我慢しましょう。
問題なくカードを利用していればキャッシング枠の利用をカード会社からすすめられます。
固定電話の番号を申告する
申し込み時に連絡先として電話番号を申告しますが、固定電話を所有している人は携帯電話に加え固定電話の番号も申告してください。
携帯電話と違い固定電話の番号は簡単に変更することがなく、何かあった時に確実に連絡がとれます。
その分信用度が高くなります。
審査に通りやすいクレジットカードの特徴とは
クレジットカードの審査基準は各社非公開です。
審査が甘い、というクレジットカードは存在しないものの審査に通りやすいクレジットカードは存在します。
一般的に審査に通りやすいと言われているカードをご紹介します。
年会費が永年無料のカード
年会費が無料にしているクレジットカードは新規会員を増やすことに積極的な傾向があります。
多くの人に会員になってもらうため、比較的審査が通りやすいように基準を設定しています。
年会費無料のカードは所有しているだけでは負担がかかりません。
経済的にあまり余裕がない人でも申し込めますし作ることも可能です。このことからも審査基準が比較的低いことが窺えます。
学生・若年層・主婦を対象にしたカード
学生や若年層、主婦を対象にしているクレジットカードは、収入がなくても、もしくは収入が少なくても審査が通るカードと言えます。
ただし、学生や主婦はカードに申し込むと親権者や配偶者も審査対象になり、信用情報が確認されます。
流通系・消費者金融系のカード
クレジットカードを発行している業種は多岐に渡ります。
【カード発行元の分類】
銀行系/信販会社系/交通系/流通系/消費者金融系 など
このうち流通系と消費者金融系は審査が通りやすいと言われています。
例えば、流通系ではイオンカードセレクトが、消費者金融系ではACマスターカードです。
流通系カードの審査が通りやすいのは、より多くの人に系列の店舗及び関連の店舗で利用してほしいからです。
幅広い年齢層や学生や主婦、老人といった層も発行の対象になります。
また、消費者金融はもともと個人向け金融でノウハウを持っていで独自の審査基準を設定しています。
他の業種のカード会社とは審査基準が異なるため、他のカードでは審査が通らなくてもカードを作れる可能性があります。
即日発行やスピード発行に対応しているカード
即日発行やスピード発行に対応しているカードの審査は、スピード勝負です。
審査が速いクレジットカードは、審査に時間を要するカードと比較すると審査項目が少なくなりますし簡易になります。
審査が通りやすいと言っていいでしょう。
デポジット(保証金)型のカード
現在、申し込み時にデポジット(保証金)をカード会社に預けるデポジット型のクレジットカードが複数発行されています。
審査に自信がない人でも比較的審査に通りやすいクレジットカードです。
事前に保証金を預かっているためカード会社は貸し倒れのリスクがないからです。
ちなみにデポジット型クレジットカードの利用限度額はデポジット(保証金)と同額か80%程度です。
プリペイドカードのように現金をチャージする煩わしさはありませんし、利用によりクレヒスを積み上げることもできます。
審査に自信がない人におすすめのクレジットカード
比較的審査が通りやすい、と言われているクレジットカードを紹介します。
審査に自信がない人は参考にしてください。
ただし、申し込んで審査が通らなかったとしてもすぐに他のカードに申し込むことは絶対に避けてください。逆効果です。
年会費 | 申込年齢 | 還元率 | 国際ブランド | 発行日数 | |
---|---|---|---|---|---|
ACマスターカード | 無料 | 20歳~ | 0.25% | Mastercard | 最短30分 |
楽天カード | 無料 | 18歳~ | 1.0%~3.0% |
VISA |
1週間~10日 |
イオンカードセレクト | 無料 | 18歳~ | 0.5%~1.33% |
VISA |
最短即日 |
三井住友カード(NL) | 無料 | 18歳~ | 0.5%~5.0% |
VISA |
最短5分 |
JCB CARD W | 無料 | 18歳~39歳 | 1.0%~5.5% | JCB | 最短3営業日後 |
消費者金融系唯一のクレジットカード「ACマスターカード」
大手消費者金融のアコムが発行しています。
審査スピードが速く、申し込んでから最短30分で発行されます。
また、アコムの自動契約機を利用すれば土日祝日でも手に入れることができます。
アルバイト、パート、主婦の人でも申し込めるので、本人に収入があれば申し込む価値があります。
ただ、半年以内にアコムに融資を申し込んで審査が通らなかったら審査は通りません。
積極的に会員獲得を継続する「楽天カード」
楽天カードは審査が比較的通りやすいカードと言われています。
楽天グループの認知度アップと利用者拡大のためにカード会員を積極的に増やしているからです。
楽天市場のユーザーでもある学生や主婦もカード会員の対象にしています。
楽天カードは楽天市場や楽天グループの関連事業で利用すると通常より多くのポイントを獲得できます。
特に楽天のユーザーにはおすすめです。
主婦層がターゲットの「イオンカードセレクト」
イオンカードの申し込みは「18歳以上で電話連絡が取れる人」であれば可能です。
高校生でも卒業年度の1月1日から申し込めます。
しかも利用規約には年収に関する記載がなく、非常に幅広い人を対象にしています。
申し込む人にあまり制限を設けていないということは、その分審査が通りやすいカードということです。
イオングループで利用するとポイントアップ、指定日に利用すると割引がある、といった優待特典があります。
三井住友カードのニューフェイス「三井住友カード(NL)」
ステータスの高い銀行系カードでありながら比較的審査が通りやすい、と言われているクレジットカードです。
審査が通りやすいのは現在新規会員の獲得に非常に積極的で多くの人に申し込んでもらうためです。
また、申し込んでから最短5分でカード情報が照会でき、ネットショップで利用可能になります。
審査時間が短いことも審査の通りやすさを証明する点のひとつです。
年会費は永年無料でポイント還元率が高い、セキュリティに優れているなどバランスのよいカードです。
審査もサービスも若年層に優しい「JCB CARD W」
18歳~39歳の人を申し込み対象と若年層を対象としたクレジットカードです。
若年層の利用者を増やすことが目的で作られたカードなので審査基準が比較的緩やかに設定されています。
本人だけではなく、親権者や配偶者に安定した収入があれば審査が通る可能性は高いでしょう。
ポイントが貯まりやすく、セブンイレブンで利用するとポイント3倍、スターバックスで利用するとポイント10倍の還元率附が適用されます。
ちなみにAmazon一般会員の場合は、Amazonの公式カード「Amazon Mastercard」より高い還元率でポイントが付与されます。
審査なしでカードを持つ方法は4つ
どうしても審査に不安があり、審査なしでクレジットカードを使いたいという人もいると思います。
先に解説している通り、審査なしでクレジットカードを発行することはできませんが、限りなくクレジットカードに近いカードを利用することは可能です。
審査なしで持てる3つのカードをご紹介しましょう。
「家族カード」なら家族に対する審査はなし
家族が本会員として持っているクレジットカードの家族会員にしてもらい、家族カードを持つ方法です。
家族カードはほぼ審査なしで発行することができます。
万が一、審査がある場合でも本会員の返済能力を確認する程度でしょう。
支払は本会員である家族に集約されるため、利用内容は家族に知られることになりますが、ほぼ自分名義のクレジットカードと同じです。
クレジットカードに記載される氏名は家族会員の氏名ですし、付帯サービスやポイントプログラムも本会員同様に利用できる場合がほとんどです。
ポイントは本会員に集約して貯まることもありますが、ほとんどのクレジットカードでポイントを家族にも振り分けられる仕組みがあります。
「国際ブランド付プリペイドカード」は一切審査なし
国際ブランドの付いたプリペイドカードは、審査なしで発行が可能です。
利用方法はクレジットカードと変わらず、店頭やネットショップなどどこでも利用できます。
公共料金や携帯電話料金などの定期的に支払いが発生するものに対しては、一部利用できない場合があります。
クレジットカードと大きく異なるのは、先払い方式ということです。
クレジットカードは一時的にカード会社が支払いを立て替え、後日会員から徴収する後払い方式です。
これは、会員の返済能力を審査で判断しているからできる方法です。
審査なしで発行できる国際ブランド付プリペイドカードは、先にカードにチャージした金額のみがカード決済に利用できます。
「国際ブランド付デビットカード」は手間も審査もなし
国際ブランド付デビットカードは、国際ブランド付プリペイドカードと似ていますが、支払い方式がまったく異なります。
国際ブランド付デビットカードを利用した場合、カード決済と同時に銀行口座から現金が引き落としされるのです。
審査がないという点ではプリペイドカードと同じですが、現金の支払方法が大きく違うということです。
口座に現金があればチャージする手間がなく利用できますし、残高以上の利用ができないため使いすぎる心配もありません。
利用額に応じてポイントが付与されるものも多くありますので、クレジットカード代わりに活用できるでしょう。
「ETCパーソナルカード」でETCカードも審査なし
通常、審査に通過した後でクレジットカードの付帯カードとして発行されるETCカードですが、「ETCパーソナルカード」なら審査なしで発行できます。
審査なしで発行できる理由は、事前にデポジット(保証金)を預けるからです。
ETCパーソナルカードは、入会時にデポジット(保証金)を支払い、その額の80%までを利用できる仕組みのため、返済能力に対する審査なしで発行できます。
チャージが必要なプリペイドカード、口座から即引き落としのデビットカード、どちらとも異なる支払い方法ですね。
デポジット(保証金)の支払が多少負担にはなるでしょうが、デポジット(保証金)さえ支払えばその後は普通のETCカード同様に利用できるので、おすすめです。